KIORITZ PB590 修理

 背負式のブロワーです。
 最近めっきりブロワーのパワー不足を感じるとのことで、お預かりしました。
 その他の症状に、エンジンが掛かりにくい、掛かっても白煙をしばらく吐くなど、燃調の濃い状況も伺えました。

 まずはマフラー詰まりを疑い、外してみます。
 排気ポートに煤の付着が多いです。この煤ですが、かなり強固に固まっています。
 点火プラグもかなり煤けており、交換の必要があります。
 プラグポートから見えるピストンヘッド部も煤けています。
 幸いにもピストンの壁面は綺麗なので、焼付きなどはありません。

 マフラーは、コールマンのガソリンストーブで焼き切ります。

 エンジンの出口の次は、入り口を確認します。
 エアフィルターのヒダにびっしりと汚れが見えます。
 草の綿毛などはエアブローで取れますが、細かな微粉末は取れませんので、エアフィルターを手配することになります。

 次に排気ポートの清掃をします。
 パーツクリーナーと木ヘラで綺麗にしました。

 点火プラグを交換し、試運転してみます。
 キャブレターにはチェーンソーと同様にLow/Highの調整ねじがあります。
 最初はマイナスドライバーかと思いましたら、特殊なねじでした。
 (PacManって言うんですかね)

 まずLow側から調整し、アイドリング回転で最高回転数から燃料リッチ側へ設定します。
 つぎにHigh側の調整ですが、同様に最高回転数を探りあて、左回しに燃料リッチ側へ設定します。
 取扱説明書にも全開運転時の推奨回転数が6,550rpmとありますので、ちょうど良い状態になりました。

 現状では汚れたエアフィルターでの燃料調整です。
 新しいエアフィルターを入手後に、再度燃料調整を行います。

 新しいエアフィルターを入手しました。
 新旧比較で、こんなに汚れていました。

 点火プラグも新品に替えます。

 キャブレターの燃調を改めて調整しました。
 全開時にピークで7,200rpm近くまで回りましたが、左回しに1/4回転ほど戻しまして燃料リッチ側に合わせます。
 その時の回転数は6,900rpmあたりで、大変調子よく回ってくれました。

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