新ダイワ SK240-SP修理

 新ダイワの背負式刈払機です。
 かなり使い込まれていて、オーバーホールです。
 受付時に写真を取り忘れたので、完成後の写真を貼っておきます。

 分解しましたら、遠心クラッチが摩耗しきっていて、おそらくクラッチ滑りしてトルク伝達できていないと思われます。

 ねじ間隔33mmのよくあるクラッチなので、手配します。
 イグニッションコイルとフライホイールを外します。

 エキゾーストポートの確認と、マフラーも外して確認します。
 マフラーを振るとカラカラ鳴り、中から煤の塊が出てきます。
 かなり沢山出てくるので、焼き切ることにします。

 次にインテーク側のキャブレターを外します。
 キャブレターを分解する過程で、ダイヤフラムやパッキンが固着していて破れてしまいました。

 遠心クラッチとキャブレターダイヤフラムパッキンなどの部品を手配している間に、その他の部品を清掃しておきます。

 キャブレターのダイヤフラムパッキンを入手したので、キャブレターの清掃と、ダイヤフラムパッキン類の交換をします。

 キャブレターのメンテナンスキットには沢山の部品が入っていましたが、必要な物だけ選んで使いました。

 遠心クラッチも入手しましたので、組み立てます。

 各部の清掃を済ませてあるので、組み立ては簡単です。
 点火プラグも新品に交換しました。
 プライマリーポンプを数回押して混合燃料がキャブレターに吸い込まれるのを確認しました。
 チョークレバーを掛けてリコイルロープを何度か引きますと、エンジンが掛かりました。
 チョークを戻すとストールするので、燃調のニードルを1/2回転開いて安定しました。

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